こんにちは!また更新が鈍っておりますが、週2は歩いておりますよー
さてさて、今日ウォーキングしながら考えていたテーマはズバリ、「私立高校の無償化」について。
最近ニュースでよく耳にするけれど、果たして本当に必要なの?と、主婦の私としてはちょっと疑問に思っちゃいます。
やむを得ない理由で公立に進めず、経済的に苦しい家庭もあるでしょう。でもあえて私立を選択する家庭は、やっぱり経済的に余裕がある場合が多いのでは?
それよりも、公立高校の諸費用をもっとお助けしてほしいなぁと思うのは私だけでしょーか。制服やタブレット、修学旅行の積立金など、意外と公立でもお金かかるんですよねー。
と、どう考えても「一律で無償化なのはさすがにどーなの?」と思っちゃいますが…かと言って本当に経済的に苦しい家庭を1件1件審査していたら膨大な手間と費用がかかるでしょうし、一律でも大差ないのかも知れません。
そして、とある筋からこんな意見も聞きました。
「私立を無償化すると汚い公立高校よりもみんな私学に行きたくなる→定員割れになった公立高校は募集停止、廃校にできる→自治体が抱える教員の数も減らせる」
それが真の目的とも言われているらしい。
官は不要な古いハコと人員を整理でき、民は少子化で存続が危ぶまれる私立校にも生徒が増えるし国から授業料も入るしで、Win-Winというわけか…ふむふむ。
まぁ、みんなが丸く収まるための大人の事情というものもあるんでしょうね。
うーん!それならそれで、国は学習指導要領をもっと柔軟にしてもらって、なんなら教育制度も改革して、私学にはよりキメ細かな多様性教育を期待したい!
「普通高校くらいは出といて当たり前」的な風潮に、常々ギモンを抱いてきました。
公立に入れず私立を選ばざるを得なかった子たちの多くは、いわゆる授業形式の「お勉強」は好きじゃないのでしょう。多感な3年間を、なぜ自分が輝けない場で過ごさねばならないのか。
商業高校や工業高校といった立ち位置の場を、もっと多様なコースを増やし、営業トークからNISA、新しい農業、音楽やアートや建築、何なら調理師や美容師といった専門学校とも柔軟に提携するなどして、適正に合った人間力を研鑽できる場を作ってほしい。子どもたちが通いたくなる場を。
ドイツでの、ギムナジウム(大学進学)、レアルシューレ(職業校)、ハウプトシューレ(職人校)の配分くらいのイメージで。勉強が好きじゃない人は無理せず自分に適した道に進み、それを誇りに感じ(ここ大事)、安定した雇用があり(ここもっと大事)、幸せな人生を送れる、そんな社会を作っていくべきではないでしょーか。
そんな場が増えれば、適材適所で働く人々が増え、自ずと国力は上がり、治安も良くなり、「私には私学無償化なんて関係ないのに税金払いたくない!」って言う人にも還元されることでしょう。
そのために、税を有意義に使っていただきたいと願う今日のウォーキングでした。
思いがけず壮大な話になったけれど、歩きながらの主婦の戯言なので軽く流してね笑
あー、いい汗かいた!